私は歳に似合わずと言われそうだが、ちびまる子ちゃんのファンであった。というより、テレビのアニメを欠かさず観ていた。家族のほのぼのとしたやり取りが何かホッとさせるものがあり、ちびまる子ちゃんを取り巻く人たちがそれぞれ個性的で温かい雰囲気を醸し出していた。 さて、私は原作者のさくらももこさんが亡くなっ... 続きをみる
itomaのブログの新着ブログ記事
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世間では、男の高齢者が社会問題化しつつある。孤独死の多くは男の高齢者であるし、様々な犯罪に係る男の高齢者も年々増加しているようである。なぜこれほど男の高齢者が問題になるかといえば、おそらく人口構成に占める高齢者の割合が増加したこと、退職後に何をしていいか分からない男の高齢者がかなりいること、しかも... 続きをみる
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先日、仕事で東京に行った時のことだが、たまたまシルバーシートの前に立っていた。電車はそう混み合うほどではなかったが、席は埋まり立っている人がそれなりにいた。すると、私の前の席が空いた。私ももう高齢者の仲間入りしている(65歳以上をそう定義するとだが、これには私自身少し疑問)ため、座っても問題はない... 続きをみる
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私は地方に住んでいるが、最近めっきり若者が減ってきたような気がする。極端なことを言うと、年寄りばかりである。その傾向は都会でも感じられる。とりわけ、日中にバスや電車に乗ると周りは高齢者ばかりである。したがって、シルバーシートに座ろうとしても周りは自分より年長の高齢者ばかりだから、座るのを諦めるとに... 続きをみる
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この夏はいつにもまして暑いと感じているのは私だけではないでしょう。特に病気を抱えた者にとってはへたをすれば命に関わります。冷房があるため、何とか凌げますが、問題は寝る時です。タイマーをセットして寝れば問題ないようですが、設定が早過ぎれば、寝苦しくなって眼を覚ますことになりますし、かといって遅くすれ... 続きをみる
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両方の病を同時に患っている患者がどれくらいいるかは分からないが、両方とも多くの患者がいるので、両方を同時に患っている方もそこそこいるものと思われる。私はこれまでのところ何とか手術等をしながら生きてきたが、うまく折り合うことはこれらの病気ではなかなか難しい。というのも、肝硬変になれば、血小板が減少し... 続きをみる
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今日は朝早くから、癌センターに来ています。血液検査の開始が8時半からですが、遅く来るとかなり待たされるので、早くから待っています。少し前に肝臓で別の病院に行って血液検査をしたのですが、検査項目が少しは異なるとはいえ、ほとんどがダブっています。そのあたりは何とかならないかといつも思っています。しかも... 続きをみる
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日本では女性の力が急速に増している。それ自体に異論があるわけではない。ただし、これを素直には喜べない。というのは、私は女性が活躍するようになったのは日本の男性がだらしなくなった面の裏返しではないだろうかと考えているからである。実際、中高年の男性に関する恥ずかしい事件が相次いでいる。日大のアメフト事... 続きをみる
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60代後半になって初めて心の中が空っぽになったようななんとも形容しがたい虚無感といおうか、切なさと表現したらよいのか分からないが、変な気持ちが襲ってくる。ひょっとしたら、最近では男性にも起こる更年期障害かもしれない。客観的には病を抱えているとはいえ、家庭的にも何の問題もないし、生活に困らないだけの... 続きをみる
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偉そうなことを言っていますが、これまで私も何回か挫けそうになりました。その度に精神的にも不安定になったりしましたが、生きる意欲だけは持ち続けたので、なんとか今日まで生きているのだと思っています。終活をしている方を批判するつもりはありません。人間、それぞれ考え方がありますから。ただ、命は自分一人のも... 続きをみる
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これはその人の気持ちの持ちようですね。少なくとも、私は何回も医者から危ないと言われながらも、前向きに生きています。人間誰でも死ぬ時はあるわけですから、そういう点ではそれほど健康な人とも差があるようには思えません。もちろん、健康な人ではないとできないことはいくらでもあります。しかし、病気を抱えた人は... 続きをみる
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少なくとも、私は前者の人間であることは間違いない。病気だから、やれることは限られていますが、これまでやったことがないことをやってみたいと常に思っています。仕事をしているので、なかなか思うように時間は取れませんが、これまでやり残したことをやってみたいと強く思うようになりました。例えば、外国の道なき道... 続きをみる
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肝硬変は不治の病である。日本にどれだけの患者がいるかは承知していない。そうした方々はどのような生き方をしているのであろう?大事なことは生きている限り、生き甲斐を持てるようなことがあれば、少しでも長生きできると私は信じている。そのために、今私は生き甲斐探しの旅をしている。 もちろん、それは比喩的な表... 続きをみる
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肝臓が悪くなると油の量と塩分を控えるように栄養指導を受ける。私も肝臓が悪いと分かった時、病院で栄養指導を受けた。それからはカミさんが極端に油の量と塩分を控えた料理を作り出した。この二つを控えた料理ははっきり言って美味しくない。そのため、我が家の食卓には西洋料理が極端に減って、和食が占めるようになっ... 続きをみる
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今や、癌は、一部の癌、例えば、スキルス胃癌や膵臓癌などを除いてけっこう助かる率が上がっている。かたや、肝硬変はこれまで何度も繊維化した肝細胞を再生する薬の開発が話題になったものの、まだまだ薬の開発には時間がかかりそうである。 ところで、国立大学の研究費が年々少なくなっていることが今後こうした新薬の... 続きをみる
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肝硬変だと診断された時、主治医から言われたことは、肝硬変で死ぬことはない、ということだった。最初、この意味は分からなかったが、要するに肝硬変になると合併症を併発してそれで死に至るというふうに解釈している。この解釈が当たっているかどうかは分からない。たぶん、当たらずとも遠からずであろう。 それでは肝... 続きをみる
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高齢の病気を抱えた人間がこの夏を無事に乗り切るのはけっこう大変だと思う。私は幸いなことに室内での仕事なので、冷房さえ効いていれば、問題はないけど、外で仕事をされている高齢の方は辛いと思う。持病を抱えていたら、なおさらである。決して無理をされないことを願うばかりであるが、仕事によってはそうはいかない... 続きをみる
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私は某所で学生を教育する仕事に従事しています。大病を何回も患いながらも何とかこれまでやってこれたのも同僚の理解とけっこう時間が自由になったおかげです。今も授業を休むこともなく、新しい職場で一年半ほどやっています。運が良かったのかもしれません。同じ仕事に就いている知り合いも病気がちですが、何とかやっ... 続きをみる
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相変わらず、猛暑が続いている。とりわけ、病気を持っている人には堪える。では、暑い夏をどうやって乗り切ればよいのか、難しいが、自分なりに考えてみた。なるべく外出は控える。これは最も大事なことだ。続いて、休息を十分にとることである。これも皆が分かっていることなので、あらためて言う必要はないのかもしれな... 続きをみる
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これまで熱中症というのは私にとっては他人事であった。しかし、この夏はそうではなくなった。というのも、一昨年の暮れに肝臓病の患者にとっては禁忌とされる消炎鎮痛剤を誤って飲み、十二指腸からの大量出血により、危うく命を落としかけた。それから以降、それまで安定的に推移してきた血液検査の数値が一段階下がった... 続きをみる
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高齢者になれば、気温の上昇に対して鈍感になるという。私はまだ気温が上昇すれば、暑いと思うし、すぐに涼しさを求める。そういう点では、まだ高齢者とは言えないのかもしれない。それでは高齢者とは何歳からであろうか。なんとなくではあるが、この数年高齢者と呼ばれる人の年齢が少しずつ上がっているような気がする。... 続きをみる
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あらためて私が書くのもどうかと思うが、肝硬変の患者は出血には相当神経を使う必要があると、今回の歯茎からの出血で痛感した。もちろん、打撲や不用意な行動が命を落とすことに繋がることを意識して普段から行動しなければならない。それでも、交通事故など、自分が注意していても被る被害にあったら、それは運命として... 続きをみる
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初老で、病を抱える身にとってこの暑さは正直つらいが、へこたれるわけにはいかない。熱中症にかからないように出来るだけ外出を控え、家の中でも身体を動かさないようにしている。多分、側から見ると怠惰な生活をしているように写ってもしょうがないが、長い夏を乗り切るにはこれも仕方がない。今回の集中豪雨で、後片付... 続きをみる
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自戒を込めて暑さに負けないようにしようと心に誓っている。年配者にとっては亜熱帯した日本の気候、とりわけ夏を乗り切るのが大変である。もうすでに気温は30度台後半に上がっており、連日年配者が熱中症で死亡しているとの報道を目にすると他人事ではない。 とにかく、この夏を無事に乗り切ることが先決である。その... 続きをみる
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高校生の頃から、運動することが好きだった私にとって医者から運動を禁じられたのはとてもショックであった。そのため、次第に肥えていった。運動ができなくなったからといって、食事量が減るわけではなかったから、太るのにそう時間はかからなかった。医者からは肝臓に悪いから痩せろと言われるが、なかなか痩せるもので... 続きをみる
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かなり前、私が最初の肺癌を経験した時のことであるが、抗癌剤イレッサの服用の是非についてかなり問題となっていた。副作用による死亡例が明らかになったからである。それから、月日が経ち、今ではイレッサは副作用はあるものの、抗癌剤として一定の評価を受けており、禁止云々の議論はなくなったようである。 もうあれ... 続きをみる
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生きているだけで幸せと感じる人はおそらくかなりの重病で、余命幾ばくもない人が大半を占めるであろう。しかし、同じような境遇に置かれていてもそれを幸せと思うか、それとも不幸せと思うかは人それぞれである。私などは残りの命がどれほどかは分からないが、それをひっくるめて幸せだと思っている。 もちろん、現在同... 続きをみる
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ネットで、都立駒込病院で実施されている重症肝硬変患者への治験について読みました。すでにフェイズ2まで進んでいるようですが、C型肝炎の重症者に限っているのかどうか、はっきりしません。対象は20歳から75歳までで、肝生検を受けて対象になるかどうかを判断されるようですが、一定期間入院する必要があるのと対... 続きをみる
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昼ご飯の弁当を購入するために3分ほど仕事時間中に二十数階抜け出していた某市の職員が減給処分を受けたとのネット記事を読んだ。確かにこの職員がした行為はよくないことではあるが、上司からの注意ぐらいでいいのではと思う。これくらいのことで処分を受けるなら、私なんかとっくにクビになっている。本当に生き抜くい... 続きをみる
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一般的に答えとしては、次を担う世代にできるだけ迷惑をかけないような生き方をすべきなのであろう。しかし、生きている以上、世の中と何らかの関係を持たなければならない。年寄りは危ないから、一律に運転はやめろというのはいかにも乱暴な話であるが、高齢者が原因となる事故が増えている以上、その意見も一概には否定... 続きをみる
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もちろん、優先席でも空いていれば、座っていいのだが、高齢者が近づいてくるとそっと立ち上がるのが美しい姿だと思う。以前、若者が座っていて高齢者がさも自分の席であるかのように、譲れと言って、譲らない、譲れ、で口論になってその動画が公開され、さてどちらが悪いかという議論になったことがある。私から見れば、... 続きをみる
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藤井聡太7段の快進撃については将棋を知らない人でも話題になるぐらいマスコミ等で取り上げられている。そこでしばしば取り上げられるのが昼食休憩の時間に藤井7段が食べた昼食のメニューである。ネットでは中学生なのに贅沢すぎるなどと、やっかみなのか、冗談なのか分からないような書き込みがなされている。今は高校... 続きをみる
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とかく、中高年男性に向けられる世間の眼は冷たいように感じるのは私だけの僻みなのか?それくらい、中高年男性が引き起こす事件が後を絶たない。万引きをはじめとして、職場では女性に対するセクハラ、未成年への淫行報道、特にそれなりの地位にある人達の起こす事件が目立っている。おそらく、全人口に占める中高年の割... 続きをみる
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自分自身の身体が思うようにならなくなってくると、何気ないことに苛立ったり、歯がゆい思いをすることは、おそらく多くの中高年の方が経験しているだろう。とりわけ、それまでの人生を後悔している方はとりわけその思いが強いのではないだろうか? 私もそうした一人であるので、できる限り些細なことにはこだわらないよ... 続きをみる
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自分が定年を迎え、65歳を過ぎると、これからの人生をどう生きたらよいのか、そのことをしょっちゅう考えるようになった。まだ定年になる前はそんなこと一度たりとて考えたことはなかった。とはいえ、私は幸いにも第二の職場が見つかり、正規で働いている。そして、残りの命も二つの大病を抱えているため、そうあるとは... 続きをみる
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今朝、ネットのニュースで大阪府の職員が勤務中に抜け出して2年間で440回喫煙を繰り返していたとして訓告処分を受けたと報じていました。確かに、職員が勤務中に抜け出して喫煙をする行為は許せないのですが、途中休憩もなく、決められた時間しか喫煙できないというのも喫煙者には過酷すぎるような気がします。私は喫... 続きをみる
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高齢化が益々進展し、若者の負担が大きくなっている今日、どのような解決策があるのか、考えてみた。まず、高齢者で所得水準が高い人達には公的扶助を出来るだけ減らすような対策をとるべきだ。一定水準の所得があるなら、年金はカットするなど、様々な対策が考えられるが、おそらく反対が多くて現実には難しいような気が... 続きをみる
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高齢者人口が増加したことも一因になっていると思うが、高齢者が様々な問題を起こしていることがしばしば報道されている。私もそろそろ高齢者の仲間入りする年齢だから、他人事ではすまされない。SNSの活用などにより、身近に様々な事件を我々が知るようになったこともあるだろうが、あまりに多すぎるような気もする。... 続きをみる
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はっきりいってこれに対する答えは用意できていない。90歳の方が赤信号に突っ込み、一人の方が亡くなった。警察の事情聴取にもしっかり答え、判断力にも問題はなかった。しかし、事故を起こしてしまった。これも他人事ではない。明日は自分かも、と思うと恐ろしくなってくる。果たして自分が80歳になったら、免許の自... 続きをみる
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最近、中高年の耳を疑うような出来事がしばしば報告されている。スーパーでの万引き、電車内の席の占領など数え上げたらきりがないほどである。人生経験を積んで若い人たちの模範であるべき年齢の人々がこの体たらくである。 もちろん、私も中高年の一員である以上、嘆いてばかりでは済まされない。どうしてこの人たちの... 続きをみる
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それほど残りがない人生なので、今さらどう生きるかと、自問自答したってとは思ったものの、残り少ないがゆえに、残された日々をどう過ごすかは大事だとあらためて思いなおしている。私の場合、仕事をしているせいもあり、特に毎日何をするかは決めていないが、前向きになれることにチャレンジしようとは常に思っている。... 続きをみる
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君たちはどう生きるか、をもじってまじめに重い病気に罹っている人たちの生き方を自分なりに考えてみました。やはり、大事なのは生きるという気持ちです。そのためには何か生き甲斐を見つけるように努力するしかないですね。それは何でもいいと思います。何か趣味を見つけるのもいいですし、まだ身体が動く人は軽い運動も... 続きをみる
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これまで何回か命が危ない状態になりながら、何とか切り抜けてこれました。周りの方の支援に支えられたのはもちろんですが、自分でもしっかりした気持ちを持っていたのが幸いしたような気がします。もうダメだ、ではなく、まだまだ何とかなると思うのでは雲泥の差のような気がします。 あきらめてしまったら、せっかく助... 続きをみる
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前回の続きです。外での活動のを広げたらという話ですが、元気な方とそうでない方、二種類の例をここでは提案します。元気な方は、スポーツサークルへの参加とボランティア活動をお勧めします。私の場合、身体が悪いので、どちらも無理ですが、特に後者は社会貢献しながら、自然と仲間達も増えるわけですから、一石二鳥で... 続きをみる
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最近、熟年離婚が大流行りである。私はその実態を正確に知っているわけではないが、男性が定年を迎えると退職金の半分を手にして奥さんがバイバイするという話である。奥さんにしてみれば、定年を迎えた日からダンナの顔を毎日長時間家で見なければならないわけだから、今の言葉で言うと、ウザいということになる。 男性... 続きをみる
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これだけ高齢者が多くなると、高齢者が起こす犯罪が増えるのも仕方がないが、近年目立っているのはそれなりに分別がつく年齢にも関わらず、ワガママな高齢者が増えている現実である。高齢者を年金受給者からとすると、65歳からということになるが、感覚的には60代を高齢者とするには違和感が拭えない。 おそらく今の... 続きをみる
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西城秀樹さんが亡くなった。ご冥福をお祈りします。私よりも若い方が亡くなるのは極めて残念なことだ。彼もまだ若い時に倒れて、その後は節制されていたと思うが、再び倒れた。本当に気の毒としか言いようがない。しかし、彼が歌った歌は後世に受け継がれ、その度ごとに彼の颯爽とした姿が見えてくるが、ご遺族の方には果... 続きをみる
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毎日新聞の岸井さんが肺腺癌で亡くなりました。ご冥福をお祈りします。肺腺癌というので、他人事ではなく、我が事のように感じられました。少し前までテレビでお見かけしていましたから、いっそう驚きました。あらためて私は二度も肺腺癌に罹りながら、生きているわけですから、運がいいというか、悪運が強いというか、亡... 続きをみる
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歳を重ねると早起きになるというのはまぎれもない事実である。そういえば、ブログのタイトルが間違っていることに気づきました。二度の肺癌でした。スマホで文章を作成しているとこうした間違いがしばしば起こります。文章といえば、樋口一葉の研究はほとんど進んでいません。井上ひさしや瀬戸内寂聴の書いたものがあるの... 続きをみる
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