itomaのブログ

病気と戦って26年?、肝硬変と二度の肺癌からの生還

肝硬変患者の症状

肝硬変は、元々肝臓が丈夫なために罹りにくい病気であるが、逆に罹ってしまうと完治不可能な不治の病である。しかし、肝硬変に伴う様々な合併症の多くは対処療法で治療が可能になったため、以前よりもはるかに長生きできるようになった。私もその一人である。腹水が出ても以前よりもはるかに延命できるようになったのは医学の発達のおかげである。

肝硬変は代償期と非代償期とに分かれ、前者はまだ肝臓が機能している段階で、後者は肝臓の機能が衰えて様々な合併症を伴う段階である。血液検査の数値で判断されるが、血小板が減ってくること、アルブミンの数値が正常値を下回ること、コリンエステラーゼの数値が悪くなってくることで、私は自分の肝臓の状態を判断しているが、おそらく個人差があり、専門医でもどの数値が悪化すると肝臓がどの程度悪化してあるかなどを簡単に判断できないように思われる。これはあくまで個人的な見解であるが、上記の3つの数値以外には判断材料はないようである。

要はこれらの数値が悪くならないように日常生活、とりわけ食事と休息について気をつけることが肝心だと私は思っている。それから、疲れやすいことは極力避け、精神的に安定しているよう、日頃から心がけている。

まあ肝硬変になったからといって、日頃からの節制次第で簡単には死なないということです。