itomaのブログ

病気と戦って26年?、肝硬変と二度の肺癌からの生還

2018年8月のブログ記事

  • 高齢化社会では甘えは許されない

    私は地方に住んでいるが、最近めっきり若者が減ってきたような気がする。極端なことを言うと、年寄りばかりである。その傾向は都会でも感じられる。とりわけ、日中にバスや電車に乗ると周りは高齢者ばかりである。したがって、シルバーシートに座ろうとしても周りは自分より年長の高齢者ばかりだから、座るのを諦めるとに... 続きをみる

  • 安楽死問題

    私は、これまで何回か医者から余命について言われたので、自分から安楽死を望む訳ではないが、世の中には病気で苦しみ、これ以上生きたくないと思っている方が少なからずいることは理解している。実際、尿管結石になった時は治療を受けるまでは七転八倒した。おまけに計3回なったが、あの苦しみと痛みは慣れたりはしない... 続きをみる

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  • 夏の暑さによる体力の消耗

    この夏はいつにもまして暑いと感じているのは私だけではないでしょう。特に病気を抱えた者にとってはへたをすれば命に関わります。冷房があるため、何とか凌げますが、問題は寝る時です。タイマーをセットして寝れば問題ないようですが、設定が早過ぎれば、寝苦しくなって眼を覚ますことになりますし、かといって遅くすれ... 続きをみる

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  • 食道静脈瘤の治療

    食道静脈瘤の治療は食道内にできた瘤、いわゆるこぶの部分を縛る方法が少なくとも私の場合は採られている。いくつかの方法があるようだが、これまで3回の治療ではこの方法がすべて採られた。比較的入院期間が長いのは、治療後に食事が制限されるからである。まずは重湯から始まって、次に粥が出されるが、最初はほとんど... 続きをみる

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  • 胃カメラを飲む

    もうすぐ胃カメラを飲む時期がやってきた。私は胃カメラにはいつまで経っても慣れないので、事前に睡眠状態にしてもらってから、検査をしてもらっている。検査の目的は食道静脈瘤ができているかどうかを調べることにある。これまで検査によって食道静脈瘤を取る治療を3回やった。この治療をしなかったら、静脈瘤が破裂し... 続きをみる

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  • 癌と肝硬変の共存は可能か?

    両方の病を同時に患っている患者がどれくらいいるかは分からないが、両方とも多くの患者がいるので、両方を同時に患っている方もそこそこいるものと思われる。私はこれまでのところ何とか手術等をしながら生きてきたが、うまく折り合うことはこれらの病気ではなかなか難しい。というのも、肝硬変になれば、血小板が減少し... 続きをみる

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  • 久しぶりの癌センター

    今日は朝早くから、癌センターに来ています。血液検査の開始が8時半からですが、遅く来るとかなり待たされるので、早くから待っています。少し前に肝臓で別の病院に行って血液検査をしたのですが、検査項目が少しは異なるとはいえ、ほとんどがダブっています。そのあたりは何とかならないかといつも思っています。しかも... 続きをみる

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  • 日本の男はいつから矜恃というより言葉を忘れたのか?

    日本では女性の力が急速に増している。それ自体に異論があるわけではない。ただし、これを素直には喜べない。というのは、私は女性が活躍するようになったのは日本の男性がだらしなくなった面の裏返しではないだろうかと考えているからである。実際、中高年の男性に関する恥ずかしい事件が相次いでいる。日大のアメフト事... 続きをみる

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  • 時々、襲ってくる虚無感と脱力感

    60代後半になって初めて心の中が空っぽになったようななんとも形容しがたい虚無感といおうか、切なさと表現したらよいのか分からないが、変な気持ちが襲ってくる。ひょっとしたら、最近では男性にも起こる更年期障害かもしれない。客観的には病を抱えているとはいえ、家庭的にも何の問題もないし、生活に困らないだけの... 続きをみる

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  • 終活ではなく、生きる意欲が大切

    偉そうなことを言っていますが、これまで私も何回か挫けそうになりました。その度に精神的にも不安定になったりしましたが、生きる意欲だけは持ち続けたので、なんとか今日まで生きているのだと思っています。終活をしている方を批判するつもりはありません。人間、それぞれ考え方がありますから。ただ、命は自分一人のも... 続きをみる

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  • 終活への疑問

    近年、終活という言葉が盛んに聞かれる。やはり高齢化社会を反映しているとあらためて実感している。しかし、終活は、人生を終えることを前提にしており、決して前向きなことではない。確かに、自分が死んだ後の残された家族のことなどを考えるとそれなりに準備していた方がいいのかもしれない。とはいえ、その言葉にはま... 続きをみる

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  • 不治の病で絶望するか、それとも前向きにに生きるか

    これはその人の気持ちの持ちようですね。少なくとも、私は何回も医者から危ないと言われながらも、前向きに生きています。人間誰でも死ぬ時はあるわけですから、そういう点ではそれほど健康な人とも差があるようには思えません。もちろん、健康な人ではないとできないことはいくらでもあります。しかし、病気を抱えた人は... 続きをみる

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  • 病気でも生きたいと思う人、逆に健康でも死にたいと思う人

    少なくとも、私は前者の人間であることは間違いない。病気だから、やれることは限られていますが、これまでやったことがないことをやってみたいと常に思っています。仕事をしているので、なかなか思うように時間は取れませんが、これまでやり残したことをやってみたいと強く思うようになりました。例えば、外国の道なき道... 続きをみる

  • 不治の病でも何らかの生き甲斐が生きる希望に

    肝硬変は不治の病である。日本にどれだけの患者がいるかは承知していない。そうした方々はどのような生き方をしているのであろう?大事なことは生きている限り、生き甲斐を持てるようなことがあれば、少しでも長生きできると私は信じている。そのために、今私は生き甲斐探しの旅をしている。 もちろん、それは比喩的な表... 続きをみる

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  • 肝炎と油分を含んだ料理

    肝臓が悪くなると油の量と塩分を控えるように栄養指導を受ける。私も肝臓が悪いと分かった時、病院で栄養指導を受けた。それからはカミさんが極端に油の量と塩分を控えた料理を作り出した。この二つを控えた料理ははっきり言って美味しくない。そのため、我が家の食卓には西洋料理が極端に減って、和食が占めるようになっ... 続きをみる

  • 肝硬変は不治の病か?

    今や、癌は、一部の癌、例えば、スキルス胃癌や膵臓癌などを除いてけっこう助かる率が上がっている。かたや、肝硬変はこれまで何度も繊維化した肝細胞を再生する薬の開発が話題になったものの、まだまだ薬の開発には時間がかかりそうである。 ところで、国立大学の研究費が年々少なくなっていることが今後こうした新薬の... 続きをみる

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  • 48年ぶりの同窓会

    私の親はいわゆる転勤族で、子供の頃から西日本を転々としていました。小学校と中学校は途中で転校しました。今であれば、言葉などが違いますから、いじめの対象にされるでしょね。しかし、50年ほど前はどこものんびりしたもので、転校先でもすぐに仲間に入れてもらえました。 まともに通ったのは高校だけで、今回はそ... 続きをみる

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  • 肝硬変の治療

    沈黙の臓器と呼ばれる肝臓はなかなか悪くはならないが、悪くなってしまうと治療法がないとされている。時々、肝硬変で繊維化した肝細胞を修復する特効薬が開発されたなどのニュースが取り上げられるが、ほとんどは嘘である。嘘というのは言い過ぎかもしれないが、治験にまで至ったという話は聞いたことがない。今度、都立... 続きをみる

  • よく分からないことの続き

    肝硬変だと診断された時、主治医から言われたことは、肝硬変で死ぬことはない、ということだった。最初、この意味は分からなかったが、要するに肝硬変になると合併症を併発してそれで死に至るというふうに解釈している。この解釈が当たっているかどうかは分からない。たぶん、当たらずとも遠からずであろう。 それでは肝... 続きをみる

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  • よく分からないこと

    私は肝硬変と診断されてから、はや20年以上経ちます。今の主治医で二人目ですが、最初の主治医からはまあ10年ぐらいではないかと言われました。その頃はまだ40代だったので、とてもショックを受けた記憶があります。それが主治医の予想に反してすでに倍以上生きています。今では主治医の予想が外れて感謝しています... 続きをみる

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  • この夏を乗り切るのはたいへん

    高齢の病気を抱えた人間がこの夏を無事に乗り切るのはけっこう大変だと思う。私は幸いなことに室内での仕事なので、冷房さえ効いていれば、問題はないけど、外で仕事をされている高齢の方は辛いと思う。持病を抱えていたら、なおさらである。決して無理をされないことを願うばかりであるが、仕事によってはそうはいかない... 続きをみる

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  • 何とか仕事をこなしている現状

    私は某所で学生を教育する仕事に従事しています。大病を何回も患いながらも何とかこれまでやってこれたのも同僚の理解とけっこう時間が自由になったおかげです。今も授業を休むこともなく、新しい職場で一年半ほどやっています。運が良かったのかもしれません。同じ仕事に就いている知り合いも病気がちですが、何とかやっ... 続きをみる

  • 猛暑への対応の難しさ

    相変わらず、猛暑が続いている。とりわけ、病気を持っている人には堪える。では、暑い夏をどうやって乗り切ればよいのか、難しいが、自分なりに考えてみた。なるべく外出は控える。これは最も大事なことだ。続いて、休息を十分にとることである。これも皆が分かっていることなので、あらためて言う必要はないのかもしれな... 続きをみる