itomaのブログ

病気と戦って26年?、肝硬変と二度の肺癌からの生還

安楽死問題

私は、これまで何回か医者から余命について言われたので、自分から安楽死を望む訳ではないが、世の中には病気で苦しみ、これ以上生きたくないと思っている方が少なからずいることは理解している。実際、尿管結石になった時は治療を受けるまでは七転八倒した。おまけに計3回なったが、あの苦しみと痛みは慣れたりはしない。その都度、痛くて自分ではどうすることもできなかった。なにしろ、立ち上がることさえできなかったのだから、経験した者でないと分からないであろう。もし、あのような痛みが継続的に続くのなら、生きていたくないと思うのは当然なように思われる。

また、何回も入退院を繰り返し、その都度医者から余命宣告を受けるのも辛いが、これは精神の持ち方次第でなんとかなる。そのうち、慣れっこになるから、不思議である。私もかれこれ20年以上前に最初の宣告を受けた時はその動揺も尋常でなかった。しかし、それが何回か続くと慣れてきて、覚悟のようなものも心のうちにできてくる。口からの出血や血液検査の数値が最近悪くなってきたので、もう近いかなと覚悟しているが、まだ死にたくはないというのが本音である。