itomaのブログ

病気と戦って26年?、肝硬変と二度の肺癌からの生還

高齢化社会では甘えは許されない

私は地方に住んでいるが、最近めっきり若者が減ってきたような気がする。極端なことを言うと、年寄りばかりである。その傾向は都会でも感じられる。とりわけ、日中にバスや電車に乗ると周りは高齢者ばかりである。したがって、シルバーシートに座ろうとしても周りは自分より年長の高齢者ばかりだから、座るのを諦めるとになる。高齢者が高齢者に席を譲る光景は当たり前になってきた感がある。

ただ、その見極めが難しい。席を譲った方とたまたま話をする機会があり、年齢を訊くと自分よりも若かったという笑い話になるようなことが起こる。今後、益々老々介護が増えてくると思われるが、介護される方と介護する方がどちらが年上か分からない時代がもう差し迫っている。まったく、笑えない話である。

そのうち、シルバーシートが無くなり、身体の不自由な人や病気の人しか座れなくなる日も近いような気がする。あらためて高齢者はどう生きるかが問われている。