itomaのブログ

病気と戦って26年?、肝硬変と二度の肺癌からの生還

入院して分かったこと

 おはようございます。入院して分かったこと、そして自分が今置かれている状況をあらためて認識しました。まず、70歳になってから、保険証とともに高齢者受給者証の提出が義務付けられたことについてはもう少しやり方があるのではないかと思っています。70歳であることは保険証に書いてあるわけですから、保険証とともにわざわざ高齢者受給者証を提示しなくても分かることです。

 理由として考えられることは高齢者受給者証には一部負担金の割合が2割もしくは3割と書かれていることです。それなりに収入があれば、3割負担で以前と変わりません。収入がないかもしくは少ない人は2割負担ということです。しかし、これも国税と保険証とをリンクさせれば、特に高齢者受給者証をわざわざ発行する必要はありません。とにかくヘンなシステムです。

 もちろん、上記のことは入院云々の話ではありません。私が気づいたのは高額治療費に要する自己負担限度額(月額)のことです。まずは下の表を見て下さい。



 要するにこの表は70歳未満と70歳以上とでは収入によって自己負担限度額が異なるということです。私が疑問なのはこの表を見比べると総じて70歳以上の方が自己負担額が多くなるということです。分かりやすく例を示せば、例えば年収500万の方は70歳未満だと適用区分としては(ウ)に該当します。ひと月の上限額が80100円+云々です。一方、年収500万の方が70歳以上だと適用区分IIの167400円+云々に該当します。となると、同じ年収だと70歳以上の方は70歳未満の方より多く治療費を払わなければならないことになります。私の解釈は間違っているのでしょうか。どなたか分かる方がいれば教えてほしいものです。

 それと紛らわしいのは適用区分で、70歳未満と70歳以上とでは、表現が異なっています。方や年収、方や課税所得です。この違いは何なのか。疑問だらけです。後でこの文章を読み返して、自分入院費を確認しますと、たぶん私の解釈にはどこか誤りがあるのだと思います。入院費から計算すると私の適用区分はIということになります。しかし、課税所得はIには該当していません???

 もう一つの自分の置かれている立場の問題ですが、これには少なからずショックを受けました。入院時に下の紙を渡されました。


 せん妄の症状についての注意書きです。私ももうそういう状態にまで肝臓の状態が悪くなっているのかという点です。その前に入院した時から看護師さんから腕をまっすぐ伸ばして手を広げてじっとしてと言われた時に、ああ、例の羽ばたき振戦検査かと思いましたが、あらためてせん妄の注意書きを渡されるとなんとも言えない気持ちになりました。