itomaのブログ

病気と戦って26年?、肝硬変と二度の肺癌からの生還

よく分からないことの続き

肝硬変だと診断された時、主治医から言われたことは、肝硬変で死ぬことはない、ということだった。最初、この意味は分からなかったが、要するに肝硬変になると合併症を併発してそれで死に至るというふうに解釈している。この解釈が当たっているかどうかは分からない。たぶん、当たらずとも遠からずであろう。

それでは肝硬変の合併症にはどのようなものがあるのか。まずは、食道静脈瘤破裂による肝不全である。これは肝臓が悪くなることによって肝臓を通っている門脈に圧がかかり、行き場を失った血液が食道静脈に集まり、そこにコブのような瘤ができ、そこを治療をしないと破裂し、肝不全を起こすというものである。したがって、定期的に瘤ができていないかを胃カメラで検査して瘤があればそれを除去する治療をするのである。すでに私は3度ほど治療をしている。そのためにその都度2週間ほど入院した。

対処療法ではあるが、この治療をしなかったら、私はかなり前に死んでいるはずだ。なお、私の場合、ウィルス性の肝炎ではないので、肝臓ガンにはなりにくいと言われたことがある。しかし、その根拠は判然としない。前にも記したが、ウイルス性肝炎については私なりの考えをいつか書こうと思っているが、医者ではないので、これを読まれる方はそのつもりで読んでほしい。