肺腺癌を過去二度経験した。幸いなことに、どちらも初期で早期発見なので、今のところそれが命取りになる可能性は少ない。しかも、二度の癌はかなり期間を経てからのものであったので、関連性はない。こういうケースもあるのかと自分のことながら不思議な感覚である。私の主治医はまだ若い方なので、こうしたケースは始めてだと思われるが、ベテランの方に稀なケースなのか、あるいはしばしばあることなのかお尋ねしたいと思っている。ただし、私の場合は肝臓もよくないので、よく助かったと驚いている。普通、肝硬変で二度の癌となると存命しているケースはほとんどないと思う。悪運が強いのか、何かは分からないが、それだけ生きろと天の声が言っているようなので、残りの人生力一杯生きていくつもりだ。しかし、そうは決意したものの、今朝がた口の中がおかしいのでティッシュに唾を吐いてみると真っ赤で、おまけに小さな肉片がティッシュにあるのに気づいた。これは一体なんだろう？おそらく、口内のどこかが切れてこういう事態になったのだと思うがよくは分からない。今度、主治医に聞いてみようと思っている。特に体調が悪いわけではないので、そうは心配していないが、気持ちいいものではない。肺腺癌の治療の経緯についてはまたここで書いてみたいと思っている。私のケースは極めてレアなものなので、あまり役立たないかもしれないが、現在患者の方もしくはご家族の方がお読みになって少しでも参考にしていただけたらと願っている。