itomaのブログ

病気と戦って26年?、肝硬変と二度の肺癌からの生還

毎日新聞 岸井さん死去のニュースを読んで

毎日新聞の岸井さんが肺腺癌で亡くなりました。ご冥福をお祈りします。肺腺癌というので、他人事ではなく、我が事のように感じられました。少し前までテレビでお見かけしていましたから、いっそう驚きました。あらためて私は二度も肺腺癌に罹りながら、生きているわけですから、運がいいというか、悪運が強いというか、亡くなられた方の分も生きなきゃという気持ちを新たにしました。肺癌は転移しやすい癌であることも確かであり、私の場合は胸腔鏡手術で患部だけの切除でしたから、余計転移の可能性を示唆されました。そのため、癌センターに転移していないかどうかを検査するために7年間通いました。そして、ようやく癌センターから解放されたとき思っていたら、その約5年後に再度原発性の肺腺癌だと診断されました。 今度は前と癌のサイズはそう違っていませんでしたが、肝臓が悪くなっているので、胸腔鏡手術もダメだと言われて、結局放射線治療に頼ることになりました。その後の副作用については前に書いた通りですが、よほど癌が私とお友達になりたいのでしょうね。こうなると別に驚きもせず、事実として受け止めることができました。現在も癌センターには三ヶ月に一度検査のために通っています。放射線治療を受けたため、CTでも白く映るだけで

患部がどうなっているかは分かりません。要するに広がりがなければ、治っているということだと思います。診断を確定しようにも患部の曇りがとれないのですから、診断のくだしようがないということだと勝手に解釈しています。このあたりは担当医にも聞きづらいので、よく分かりません。