itomaのブログ

病気と戦って26年?、肝硬変と二度の肺癌からの生還

藤井聡太7段の昼食をやっかむ記事の話

藤井聡太7段の快進撃については将棋を知らない人でも話題になるぐらいマスコミ等で取り上げられている。そこでしばしば取り上げられるのが昼食休憩の時間に藤井7段が食べた昼食のメニューである。ネットでは中学生なのに贅沢すぎるなどと、やっかみなのか、冗談なのか分からないような書き込みがなされている。今は高校生になったが、相変わらず、そうした書き込みは減っていないらしい。私見だが、それだけ稼いでいるのだから、それなりの物を食べて何が悪いのかとおもってしまう。

最も問題なのは、そうした書き込みをする品性のかけらも感じられない、言い換えれば了見の狭さである。もう少し、大活躍する青年の成長する姿をおとなしく見守るという大人の余裕はないのか、と思ってしまう。確かに格差社会が進行し、日々の食べ物に困っている人たちから見ると、藤井7段の食事は贅沢かもしれない。しかし、そんなことを言っていたら、誰もが美味しいものを食べられなくなってしまう。もちろん、貧しい人々がそうした狭い了見の持ち主ばかりだというつもりはない。ただ、こうした書き込みが多く見られるのは日本が確実に余裕をなくしてしまっていることを証明しているような気がしてならないのである。私の心配が杞憂で終わることを願うばかりである。