itomaのブログ

病気と戦って26年?、肝硬変と二度の肺癌からの生還

中高年齢者の苛立ちや隔靴掻痒の感について

自分自身の身体が思うようにならなくなってくると、何気ないことに苛立ったり、歯がゆい思いをすることは、おそらく多くの中高年の方が経験しているだろう。とりわけ、それまでの人生を後悔している方はとりわけその思いが強いのではないだろうか?

私もそうした一人であるので、できる限り些細なことにはこだわらないように努めているが、なかなか思うようにはいかない。腹を立てない、相手の立場に立って考えるように普段から心がけてはいるものの、実際の行動が伴っていないため、後で反省することがかなりある。周りでそれなりの年配者であるにもかかわらず、いつも鷹揚に構えている人が羨ましくもある。自分もそうありたいと思うが、なかなか難しい。

ただ、私の場合、病気によって卑屈になったりしていないのが救いである。心がけているのは、貧すれば鈍する、ようにはならないことである。