itomaのブログ

病気と戦って26年?、肝硬変と二度の肺癌からの生還

この夏は高齢者や病人にとっては大きな試練

これまで熱中症というのは私にとっては他人事であった。しかし、この夏はそうではなくなった。というのも、一昨年の暮れに肝臓病の患者にとっては禁忌とされる消炎鎮痛剤を誤って飲み、十二指腸からの大量出血により、危うく命を落としかけた。それから以降、それまで安定的に推移してきた血液検査の数値が一段階下がった。例えば、血小板はそれまでかろうじて5万を保っていたのが5万を切るようになったし、肝臓から出る酵素のアルブミンは正常値ではなくなった。かなりショックであった。気持ちの落ち込みを反映してか、その後なんとなく体調不良が続いている。そこへもってきてこの暑さである。

暑さ対策は万全を期しているものの、絶対ということはありえない。これは熱中症と関係ないが、数日前に口からの出血が止まらなくなった。幸い、職場を早退して口腔外科のある病院を訪れ、止血と穴が開いている歯茎を部分麻酔をかけてもらって縫合してもらい、なんとか出血は収まった。今後もこういうことがあるかもしれず、しかもこの暑さである。なお、出血の原因は、歯槽膿漏の悪化によるものである。とにかく、肝臓が悪い方は他の病気にならないよう、気をつける必要がある。もし、他の病気になったら、一刻も早く治すことである。用いることができる薬が限られているため、予防の大切さを自戒を込めて言うが自覚してほしい。