itomaのブログ

病気と戦って26年?、肝硬変と二度の肺癌からの生還

肝硬変について4

よく医者が言うことは肝硬変で亡くなることはないということです。その意味は肝硬変によってもたらされる合併症で命を落とすことが多いことを意味しています。ウイルス性の場合は肝臓ガンになる確率がかなり高いことです。ただ、最近はC型肝炎は経口薬で治す薬が開発され、そのためC型肝炎で亡くなる方はかなり減っていると思います。私の場合はウイルス性ではないため、怖いのは食道静脈瘤破裂です。要するに肝臓が悪くなると門脈圧亢進症になり、圧が高くなった結果、食道近くを通る静脈の圧力を高め、コブ状の腫れが静脈に生じるわけです。それをほっておくと破裂し、肝不全に至るというわけです。そのために、定期的に胃カメラを飲んで、腫れているかどうかを確かめるわけです。もう私はそのコブを取り除く治療を3回ほど受けました。

ウイルス性肝炎の方は、特効薬が開発されたことにより、それまでインターフェロンなど辛い治療から開放され、よかったとおもいますが、できれば肝硬変を治療する方法が一刻も早く見つかることを期待しています。