itomaのブログ

病気と戦って26年?、肝硬変と二度の肺癌からの生還

さくらももこさんの死に思う

私は歳に似合わずと言われそうだが、ちびまる子ちゃんのファンであった。というより、テレビのアニメを欠かさず観ていた。家族のほのぼのとしたやり取りが何かホッとさせるものがあり、ちびまる子ちゃんを取り巻く人たちがそれぞれ個性的で温かい雰囲気を醸し出していた。

さて、私は原作者のさくらももこさんが亡くなってはじめて彼女の人となりを知ることになったが、生前に親交があった人たちから様々なコメントが寄せられている。そこから彼女の人柄などが分かってきたが、どうも、彼女はあまり目立つことが好きではなかったようである。 私も仕事柄講演などを頼まれるが、できればやりたくはない。元々、あまり目立つことが好きではないからである。そのため、できるだけ講演などはしたくないのだが、やむを得ず引き受けざるを得ないこともある。その点ではさくらももこさんの気持ちはよく分かる。

そこで思うのだが、亡くなっても彼女はできればそっとしておいてほしいと天国から訴えているのではないかと。私もできればごく親しい方々だけで見送ってほしいし、あまり話題にもしてもらいたくないというのが本音である。さくらももこさんの人柄のよさや魅力を伝えたい気持ちはよく分かるが、彼女の気持ちを考えれば、もういい加減にして、というところではないだろうか。