itomaのブログ

病気と戦って26年?、肝硬変と二度の肺癌からの生還

久しぶりの投稿

 どうも私はズボラな性格のようで皆さん方のように毎日とか隔日でブログを書くことができないようです。前回の投稿では入院中のことなどを書きましたが、結局入院は10日ほどでした。入院の目的は、溜まっている腹水を尿から排泄させることでした。入院前に撮ったCTでは主治医の話によると、5リットルほどらしく、それを利尿剤で体外に排出するわけですから、時間もかかるらしく、本当は3週間ほどの入院になるはずでしたが、こちらの仕事のこともあって、減塩を徹底するという条件で退院させてもらいました。

 入院時の体重から退院後には8キロぐらい減って利尿剤が効いているとのことでした。その後、通院でCTを撮るとまだ1.5リットルほど残っているとのことでした。なぜ主治医が入院を勧めたかというと服用している利尿剤には副作用があるらしくそれを心配したとのことでした。幸い、副作用が出ることもなく、退院後も体重は2キロぐらいさらに減りました。

 問題なのは減塩食で、なかなかレパートリーがなくカミさんは作るのに苦労していました。減塩の調味料やふりかけ、減塩パンなどを通販で購入し、食べましたが、あまり美味しくはなく、食事も進みませんでした。美味しくないものですから、量を食べなくなったので痩せた面もあります。カミさんは今日母親の世話のために元の家に戻りました。しばらくは単身生活ですので、自分で食事をコントロールする必要があります。あらかじめ、レトルトの減塩カレーや親子丼を買っているので、それを試すことになりそうですが、あまり期待はしていません。

 なお、、血液検査の結果はアルブミン値が3.2で、血小板は4万ほどしかありません。転倒や打身に気をつけないといけないので、益々歩くのに慎重さが必要です。

 


上の写真は右側が減塩パンで、上がユリネのスープ、それから左がキャベツを炒めたのに目玉焼きをのっけたものです。一食食塩2グラムほどです。


上の写真は以前訪れた美術館のスーラの絵です。


これはピカソの有名なゲルニカです。


 これは減塩のウスターソースです。目玉焼きにこれを少しだけかけて食べています。

薬の調整の難しさ

 今、腹水を減らすために利尿剤を服用していますが、それに附随する薬の調整の難しさに頭を悩ましています。というのは、入院中に処方されたものを退院後も続けて服用していますが、問題はそれにより便が固くなることです(食事中なら、御免なさい🙏)。それで固くならないように甘いシロップのような薬を服用しているのですが、言われた量を飲むと途端に下痢を起こします。それで、少し量を減らしたのですが、それでも下痢を起こします。

 話は変わりますが、減塩食を自分で美味しく作るのが難しいことがよく分かりました。簡単なもので、美味しい減塩食がありましたら、ぜひレシピを知りたいものです。ネットで、減塩梅を購入してたべていますが、確かにこれはご飯がすすみますが、栄養的には問題があり、香辛料を多く使って塩分を控えるおかずがないかと模索中です。塩分を控えた効果は浮腫が少なくなっていることに表れていますから、減塩食をこれからも続けたいと思っています。 

 これからカミさんがネットで注文した減塩食が届くことになっているので、少し期待しています。

 


 さて、上記の美術館はどこでしょう?なかなか見応えのある作品が多数ある美術館です。ここの特徴はフラッシュを焚かなければ、基本写真は自由です。私も絵画を撮りまくりましたが、絵画については著作権?の問題もあるので、ここにアップするのは控えます。この写真も厳密に言えばダメかもしれませんがね。

顔が痩せた

 カミさんに職場で撮った写メを送ったら痩せたと言われました。職場でも痩せたと言われましたから、痩せたんでしょうね。体重はそんなに減っていないのに顔だけが痩せるってあるのかな?次の診察では腹水の減り具合をエコーかCTで確かめるので、体重減が腹水減であることを祈るばかりです。

 11月に70になりました。思えばよくここまで生きたなと感慨深いものがあります。40台に肝硬変と言われ、残りの命10年と言われた時には流石にショックでした。それから20数年生きているのだから、不思議です。運がいいのでしょうね。今回の入院で主治医から余命のことを言われましたが、それは誰にも分かりませんので、あまり気にしないようにしています。ただ、これまで以上に節制を心がけようと心の中で誓いました。

 残念なのは減塩の食事をこれからは常に食べないと命の保証がないことです。人生の楽しみの一つが奪われてこれから何を楽しみに生きていけばいいのか?趣味に没頭するしかないのかな?まあ何か楽しいものを見つけていくしかないですね。

 


 さて、上の写真はとある美術館です。ヒントは県立です。



 上の二枚の写真はとある美術館の館内から外の風景を撮ったものです。この美術館の売り物の一つが借景です。以前、同じような写真をブログに載せたかもしれません。