itomaのブログ

病気と戦って26年?、肝硬変と二度の肺癌からの生還

樋口一葉が通った質屋

先日、樋口一葉の足跡をたどるために文京区の名作を次々に著した旧丸山福山町の家付近を散策しました。もちろん、住んでいた家は残っていませんが、当時通っていた質屋の伊勢屋は建て替えた後ですが、残っていました。現在は跡見学園が買い取り、土日は一般に開放されています。たまたま訪れた時が休みだったので中を見学しました。実は跡見学園はかつて肺癌を患っておられた方がそこに勤められていてブログを書いているのをかかさず読んでいました。かれこれ10数年間前の話ですが、当時私も肺癌でたまたまそのブログを見つけて同病あい憐れむというわけではありませんが、読んでいたわけです。その方は結局若いために進行がはやかったせいか、残念ながらお亡くなりになりました。まったくの偶然ですが、私の中では二つの事象が跡見学園ということで結びつき、益々樋口一葉に魅せられるようになったという次第です。今、仕事の合間をみつけては彼女のことを本格的に調べてみようと思っています。すでに出版されている樋口一葉研究だけで相当数ありますが、私なりの視点で研究しようと考えています。