itomaのブログ

病気と戦って26年?、肝硬変と二度の肺癌からの生還

安楽死を求める人の気持ち

最近、104歳のオーストラリアの科学者がスイスに移住して安楽死の処置を受けるというニュースを知りました。その方はかなり体調も悪く、健康状態がさらに悪化すれば、もっと不幸せになるだろうと語っておられます。私の場合、そこまで状態が悪いわけではありませんが、年々入院回数も増えていますし、これまで何回か諦めたこともありました。しかし、まだ死ぬ気にはなれません。できれば、もう少しは生きたいと思っています。ただ、この科学者の気持ちは痛いほどよく分かります。身体の衰えとともに、かつてなんでもなくできたことが、できなくなっているのです。そうしたことは年々多くなっています。その度に忸怩たる思いをしています。むしろ、出来ることの方が少ない状況です。そのうち、身の回りのこともできなくなるでしょう。そこには何の楽しみも喜びもありません。ただ、私の場合、家族がいますし、子供もまだ高校生ですから死ぬわけにはいきませんが、どこかでいずれその時は訪れるでしょう。せめて5年生きられることを願っています。さあどうなることやら。あまり勧められることではありませんが、オーストラリアの科学者の方の望みが叶いますように!