先ほど投稿した文章を読み返していると同じことを繰り返し書いていることに気づきました。こういうことが最近増えています。少しだけ言い訳をさせてもらうと知人からのラインがあり、その応対をしていたため、書くことを中断していたことがそうしたミスにつながったのではないかと思います。

　ひょっとしたら、痴呆の初期症状かもしれません。というのは、私の母親と叔父が70歳頃から痴呆の症状が出ていたからです。痴呆が遺伝によるものかどうかははっきりとは分かっていませんが、やはり身内にそうした人がいると自分もそうではないかと心配になります。私の仕事は頭を使う仕事ですから、今以上に物忘れが激しくなると辞めようと考えています。

　過去にこの写真は掲載したかもしれませんが、吉原で亡くなった女性をこの寺に投げ込んだという謂れのある浄閑寺の入り口に書かれた文章です。この寺を再訪したいと思っていますが、それは新型コロナ次第です。ここをしばしば訪れていた作家の永井荷風はどういう気持ちでいたのかを時々考えています。