itomaのブログ

病気と戦って26年?、肝硬変と二度の肺癌からの生還

後遺症

肺癌の治療は終わりやっと癌センター通いから開放されましたが、後遺症なのか寒くなって咳が再びでるようになりました。新型コロナ問題で咳をすると周りの人から警戒されるので、なるべく出ないように気をつける?のですが、自分の意志でコントロールできる訳ではないので、どうしたらいいものか悩んでいます。仕事をしているため、外に出ないわけにはいかないので、その際外気に触れるとやはり咳が出ます。室内だとあまり出ないのに外に出るとすぐに咳をします。

 肺癌の放射線治療の欠点は、肺癌が完治したかどうかが分かりにくいことといつまでも後遺症に悩まされることです。私の場合、肝硬変という別の病いを抱えていたため、手術という選択肢はなく放射線治療に頼らざるを得なかったのですが、できるなら放射線治療は避けた方がいいような気がします。もちろん、素人が軽々に判断を下す問題ではないのでしょうが、あくまで私の個人的な感想であることをお断りしておきます。

 私が放射線治療を避けた方がいいというもう一つの根拠は、完治したのかどうかが分かりにくいことです。治療後5年経過して主治医から完治しましたと言われましたが、CTの画像を見て新たに癌の兆候がないから完治なのかと思いましたが、その疑問を主治医にぶつけることはしませんでした。これも素人判断ですが、CTの画像を見る限り、治療した部分は白くなっていてそれはこの5年間まったく変わりはありませんでした。つまり、放射線治療しても患部の状態はCTでもまったくわからないということです。

 それで、私は再発の兆候が見えないため完治ということになったのかと判断したわけです。おそらく私の場合、2度の原発性肺癌でこれもレアケースだと思いますし、おまけに肝硬変を患っているわけですから、

助けていただいた癌センターの医者の皆さんには感謝しかありませんが、それはそれとして心に浮かんだ疑問をここに書いて皆さんの参考にして頂ければと思った次第です。

 肝硬変については前の検査で血小板が4万を切るぐらいの数値でしたから、身体中に青痣が絶えません。ほんの少し身体の一部が何かにあたっただけで、青痣ができるのですから、以前より身体を動かすのに慎重になりました。それでもいつのまにか青痣ができているのですから、困ったものです。

 脚の浮腫も相変わらずです。でも、生きているだけ幸せです。私よりもはるかにつらい病気で苦しんでいる方がいるわけですから、贅沢は言えません。

 私ももうすぐ69歳になります。よくここまで生きられたなというのが正直な感想です。肝硬変だと告げられてからかれこれ25、6年経過しています。最も気になるのが肝硬変になった方がどれくらい生きられるかということです。おそらくそうした統計はないでしょうから自身で確かめるしかありません。

 最初の写真は月の近くに一つだけ光っている星があったので、気になり思わず撮ったわけです。少し不思議だったのはその星しか見えず、他にはまったく星が見えなかったことです。おそらく月が明るくそのために光が弱い星が見えなかったのだと思います。見えていた星は宵の明星、金星だと思います。

 残りの二枚はハゼ釣り場の写真です。