itomaのブログ

病気と戦って26年?、肝硬変と二度の肺癌からの生還

最近気になること

 今回も病気とは関係ないことです。最近、とても気になるのは日本を持ち上げるマスコミの記事やテレビ番組がやたらと目に付くことです。「日本はすごい」とか、「外国にはない」とか、「日本人は何々について優れている」とかです。

 いわゆる自画自賛ですね。他から褒められるならともかく、自らを褒めるというのは何か胡散臭いものを感じます。自らを褒めると何かいいことがあるのでしょうか?子供の頃、自分をすごいとか、こういう物を持っているとかやたらと自慢する鼻持ちならない子がクラスにいませんでしたか。それと同じです。中にはすごいなぁとか率直に感心してその子に取り入ろうとする子もいましたが、ほとんどの子は相手にしませんでした。

 私はこんなことをしていると日本もそのうち世界から相手にされないようになるのではないかと危惧しています。

 では、どうして自らを褒めるような愚かなことをするようになったのかを考えてみました。私が出した結論は日本は自信を失ってきたのではないかということです。かつてはアメリカの経済学者であるエズラボーゲルがジャパンアズナンバーワンと日本を褒めました。バブル絶頂の頃です。自画自賛しなくても外国から日本は評価されていました。ところが今はどうでしょう。様々な面で遅れを取るようになってきました。製鉄、造船、電器製品、など日本が世界をリードするものがあるでしょうか?

 今回の新型コロナ問題でより一層日本の遅れを感じたのは私だけではないと思います。ここではいちいち取り上げませんが、いつのまにか日本は先進国かな?と疑問を抱かせるようなことが次々に起こりました。非常に残念なことです。

 我が家の庭に咲いていた紫陽花です。まあそろそろ終わりですね。もう少しはやく写真を撮るのだったと思います。