itomaのブログ

病気と戦って26年?、肝硬変と二度の肺癌からの生還

新型コロナはいつ収束するのか?

 日本では新型コロナの感染がひと段落したような感じだが、本当に収束に向かうかは様々な専門家の意見を聞いていてもよく分からない。第2波が秋には来るという意見があったり、完全に収束するには数年かかるという意見もあるようだ。不足していたマスクも今や当たり前に店頭に並ぶようになった。アベノマスクも配布が完了した。

 後々振り返ってみれば、あの時の騒ぎは何だったのかと言われるように一刻もはやく収束を望んでいるが、こればっかりはワクチンでもできなければ、まったく見通しは立たない。現在の仕事が周りに沢山の若い人達がいるので、感染のリスクが普通よりも高いため、肺が悪い私としては出来るだけはやく収束するのを心から願っている。

 さて、話は変わるが、先日Eテレで一葉に関する番組が放送された。一葉の追っかけ?をやっている私としては是非とも観たかったのだが、失念して見損なった。やはり歳は取りたくないものだ。あれだけ忘れないようにしようと思っていたにもかかわらず、放送の時間にはたまたま面白い小説に夢中になって気がついたときには時遅しであった。

 しかし、この番組があることを教えてくれた友人が録画しており、ダビングして送ってもらった。今日にも観ようと思っている。ただ、今回のことであらためて記憶力の低下を実感したので、仕事にも差し障りがないように気をつけなければと心に念じている。実際、職場でもここ最近記憶力の低下によるミスが続いており、そろそろ辞めどきかもしれないと思っている。といっても、辞めたら益々記憶力の低下、すなわちボケが進むのかもしれないため、逡巡している状況である。後進に道を譲りたいのだが、実は私の後任が見つからないため、困っている。そのため、このボケ老人に対して辞めないでほしいとの声が聞こえるのはありがたい話である。70歳を迎える残り2年足らずは勤めようとは考えているが、果たしてそこまで命があるのか、それとも記憶力の低下が進んで勤められなくなるのかは神のみぞ知る、である。

 一時期の体調不良は収まったので、もう少し生きられる自信はついたが、それが2年なのか3年なのかは分からない。体調が悪い時は病院通いにも疲れたので、そろそろ人生の幕引きをしたいと強く思っていたが、体調が回復してくるともう少し生きたいと願うようになっているから、不思議なものである。健全な身体に健全な精神が宿るとはまさしく名言である。ここ数年、人生の幕引きをしたい、もう少し生きたい、を何回か繰り返している。入退院を繰り返している方々は私と同じような心境なのか、聞いてみたい。

 この写真は私の寝室から見える庭だが、家内が茂っていた草を刈ってくれたので少しは見られるようになった。