itomaのブログ

病気と戦って26年?、肝硬変と二度の肺癌からの生還

放射線治療の後遺症

 年を取ってきて朝の目覚めが益々早くなっています。私は肺癌を二回経験していますが、一回目は胸腔鏡手術で、一命を取り留めました。当時はこうした手術はまだ普及していませんでしたが、肝臓が悪いのと患部が小さいので、この方法を選択しました。本来なら、肺の3分の一は取らなければいけないそうですが、その手術に私の肝臓では耐えきれないということで患部だけを切除することになりました。当然、再発のリスクは高くなると言われましたが、仕方がありません。幸い、再発はせずにホッとした数年後、職場の検診で胸に影があるとの指摘で、数年ぶりに癌センターを訪れました。所見は腺癌とのことでした。ただ、以前よりも肝臓が悪化しているので、処置としては放射線治療しかないと言われ、それに従いました。

  治療前に言われたことは後遺症のことです。咳、肺炎、胸にアザができる可能性、息切れ等々。何回も言われましたが、それほど気にしていませんでした。実際、すべてを経験することになり、現在まで続いているのが咳です。

  これが現在の私を苦しめています。咳が出ないのは日中です。朝方はけっこう出ます。今朝などは咳込んで、エズいて何回も吐きそうになりました。毎日ではありませんが、これが厄介です。前にも書きましたが、肺癌で放射線治療を選択される方はこの後遺症が厄介だということを覚えていて下さい。私には治療の選択肢は他にはなかったので、仕方がありませんでしたが、他に選択肢がある方はやめた方が賢明だと思います。それにしても新コロナウイルスの被害が拡大していますね。

これも東京の名店と言われる店の天丼です。