itomaのブログ

病気と戦って26年?、肝硬変と二度の肺癌からの生還

もうすぐ68歳

振り返ればよくこの歳まで生きられたなあと感慨深いものがあります。40代前半の時、海外に長期で行くことが決まり、念のために健康診断を受けて肝臓が悪いことがわかりました。癌の時もそうでしたが、健康診断というのは大切ですね。

あらためて肝臓を診てもらおうと専門医の診察を受けたところ、相当悪いと言われました。当時、肝臓に関する知識を持ち合わせていなかったので、あまりピンとはきませんでした。おそらく私の反応から医者もさとったのでしょう。貴方の肝臓はもう治りません、との衝撃的発言。それは驚きました。これまであまり医者にかかったこともない健康だけが取り柄の人間でしたからね。

それから数回の診察と肝生検、つまり肝臓の一部を切り取り病理検査をすることですが、それによって肝硬変だと確定診断を受けました。しばらくしてから、思いきって後命はどれくらいですか、と尋ねましたら、もって10年とのこと。これはなかなか受け入れられませんでした。根から楽天的な性格でしたから、海外で死ぬこともないだろうと海外に行くことを決断しました。それから、数年後に今度は肺癌の宣告を受けるとは思ってもみませんでした。書き込みに疲れましたので、この続きは次回にします。そういえば、昨日一枚のハガキが届いており、読みますと大学の同じゼミであった友人の訃報でした。やはり私ぐらいで亡くなる男性はかなりいますね。今年だけで二人目です。

一葉終焉の地です。