itomaのブログ

病気と戦って26年?、肝硬変と二度の肺癌からの生還

68歳になりました

これまでの人生を振り返るとよくぞここまで生きたなというのが率直な感想です。肝硬変を指摘されたのが今から24、5年前で、その時の主治医から残り10年の命と告げられたのですから、運がいいという他ないです。その時の肝生検では原因は特定できず、ずっと後になって主治医からナッシュの可能性を指摘されました。

もちろん、病気に罹ったのですから、世間一般の感覚からすると決して運がいいとは言えない訳ですが、それでも運がいいと自分では思っています。何しろ、それから数年して肺癌を宣告され、それもなんとか乗り切ったのですから。手術後、癌細胞を病理検査すると腺癌ということがわかりましたが、こちらとしては何癌であろうと生きているということが重要ですから、癌の種類には関心がありませんでした。

その後、肝硬変も検査数値が悪化することもなく、10年ほどの月日が経ちました時に職場の健康診断に引っかかり、二度目の肺癌を宣告され、放射線治療を受け今日に至っています。振り返れば、肝硬変は食べ物や生活習慣を変えることによって進行を抑えられることを身をもって経験しました。食べ物については病院で指導を受け、油と塩分を控えることを強く言われました。それで、天ぷらとフライは二十数年食べるのを控えてきました。最近では、そこまで節制しなくても血液検査の結果は変わらないことが分かりましたので、たまにですが、食べています。それから、生活習慣ですが、食事の後はすぐに横になるようにしています。それは出来るだけ消化器に血液を集め、消化を助けるためだと思います。もちろん、運動は厳禁ですので、一切の運動をやめました。疲れを残さないためにも、睡眠は十分に取るように心がけています。

今はアルブミン値の低下を防ぐために

アミノバクトを処方されています。

以上、私の病気の経緯を簡単に記しましたが、同じ病気で苦しむ方の参考になればと思っています。

次の写真はやはり樋口一葉関連のものです。

1枚目は吉原大門あたりの風景、2枚目は一葉ゆかりの神社です。以前、この神社にある一葉の胸像はここに載せました。