itomaのブログ

病気と戦って26年?、肝硬変と二度の肺癌からの生還

癌患者3年後の生存率2

20年前の肺腺癌が完治した後、まさか同じ配線癌になるとは予想だにしなかった。今から4年ほど前の話である。やはり、職場の検診で肺に少し気になる影があるということで、専門機関の受診を指導された。まさかとは思ったものの、すぐにガンセンターに向かった。早速、検査が始まった。しばらくして受診すると予期せぬことを言われた。職場で指摘された個所には何ら異常はない。ただ、別の個所に気になるところがあると。早速、そこが重点的に調べられ、結果は前と同じ肺腺癌であった。検診のいい加減さが分かるとともに我が身の幸運に感謝した。

ただ、前の癌の再発ではないので、原発性の肺腺癌というらしい。私はよほど肺腺癌には縁があるらしい。それで、治療法について担当医から言われたのは前のような胸腔鏡手術は無理だということ、それで選択肢としては放射線治療しかないということであった。なぜかというと、前よりも部位が大きく、手術の場合、肝不全を起こす確率が高いということらしい。それで、放射線治療を受けて今では3ヶ月に一度ほど、ガンセンターに通っている。いずれにしろ、私の場合は運がよかったと言える。比較的初期にガンが見つかったこと、肝臓に負担になるような治療をしなくて済んだことなどである。しかし、もし3度目となると治療法はないとのことであった。まあそうはならないことを祈っている。