itomaのブログ

病気と戦って26年?、肝硬変と二度の肺癌からの生還

余命何年の何年とは

この数字を明確に何年と言いきれる医者はいないだろう。それぐらい余命とははっきりしないものである。かくいう私も20数年前にその時の担当医から10年とみておいてください、とはっきり言われた。さすがに私の方から教えてほしいと言ったものの、思ったよりも短い年数でしかも断言されたものだから、ショックはそれだけ大きかった。

しかし、それから何度となく死刑宣告に等しい通達を受けてきたものだから、次第に図々しくなり、今ではちょっとやそっとのことでは驚かなくなった。肺腺癌による胸腔鏡手術、その後2回目の肺腺癌の、放射線治療、2年前には十二指腸からの大量出血など、どこで死んでいても不思議ではなかった。しかし、いまだにしぶとく生きているから、人間の寿命というのは不思議だ。

そうだ。まだやり残したことがないか、今日はじっくりかんがえることにしよう。