itomaのブログ

病気と戦って26年?、肝硬変と二度の肺癌からの生還

趣味のこと2

 家でも基本的にはベッドで横になっているだけなので、何かしようかと考えていたら、ブログを思わず書いていました。私は振り返ってみると沢山の趣味がありましたが、これはという際立った趣味はありません。つまり、様々な趣味を持ったにもかかわらず、どれも人に自慢できるものではありません。これまでにここで挙げた趣味以外にもキャンプという趣味があります。今はヒロシさんの一人キャンプが有名ですが、それが話題なるかなり前から子供と、時にはカミさんも交えてキャンプには頻繁に行っていました。

 ですから、キャンプ道具はほとんど持っています。テントは二人用から五、六人用まで三張りは持っています。シュラフ、ランタン、調理道具など我が家の押し入れには沢山のキャンプ道具が眠っています。キャンプで助かったのは、下に敷く空気を注入する方式のマットです。寝る時、楽に寝るための必需品です。確かに厚さ数センチのマットは場所も取らず便利なようですが、安眠するには十分ではありません。これからキャンプをやってみようという方にはお勧めです。

 ある時、子供と二人で市が管理するキャンプ場を訪れたのですが、私達以外に誰もいません。電話口で市の方は無料ですから自由に使って下さいとのことでした。炊事場とトイレはありましたが、待っていても誰も来ません。一応、飯ごうでご飯を炊いて炭をおこして焼き肉をしたのですが、何もすることがないので、早々と寝ることにしました。すると、夜中に子供がトイレに行きたいというので、テントを出ると電灯は遠くに一つあるだけで、薄暗く大人の私でさえ少し震えがきました。一緒に用を済ませて急いでテントに戻りましたが、結局朝まで眠れずに起きていました。

 怖い経験はそれだけで、もう一つだけキャンプでの忘れられない思い出があります。カミさんも連れて和歌山のキャンプ場に行った時のことです。カミさんがバーベキューが美味しいと買ってきたワインやビールで酔っ払い、そこでとんでもない経験をしました。ちなみに私は下戸だし、肝臓が悪いので一滴も飲めません。少し休憩した後、近くに温泉施設があるというので温泉に行きました。カミさんが酔っ払っているので、多少不安を抱きながらも本人が大丈夫だと言うので温泉に入りました。その時には酒を飲んでからけっこう時間も経っていましたから私も安心していました。それが間違いでした。子供と私は早々と出て待っていましたが、カミさんが温泉の中で倒れてしまいました。「浴場で女性が倒れました」アナウンスで一緒に来た方はいませんかという案内の声。すぐにカミさんだとわかりました。ほとんど温泉客もいないということで許可を得て女湯に行き、カミさんを抱えて長椅子に寝かせて回復を待ちました。ほんの少し残っていた温泉客が集まり、大丈夫ですかと心配してもらった時にはここから逃げ出したい気持ちになりました。本当に恥ずかしかったです。

 キャンプで楽しいのはやはりバーベキューをした後、コーヒーなどを飲みながら夕暮れ時をまったりと過ごす時間です。この時こそ至福の時間です。

 なお、バーベキューをする時に使う炭は安い物は買わない方がいいですね。安物は火がつきにくく、使い勝手が悪いと思います。下敷きの空気を入れるマットは自動で空気を入れてくれる機械?が安くてありますから、それを使った方がいいですね。

 下の写真はランタンを吊るスタンドとランタン二個です。一つは乾電池、もう一つは下にガスボンベをつけて灯ををともす方式です。やはり、ガスの方が暖かい感じはします。



 ちなみに下の写真はキャンプとは何の関係もありませんが、高知県の仁淀川ブルーで有名になった清流、仁淀川です。後ろ向きに写っている方は仁淀川にちなんだ歴史小説を書いた知人の女性です。なお、この橋は沈下橋です。