itomaのブログ

病気と戦って26年?、肝硬変と二度の肺癌からの生還

入院五日目-今日の楽しみ-

 おはようございます。入院五日目になりました。昨日は午前中に血液検査と腹水穿刺を行いました。腹水穿刺とはお腹に注射器を刺して腹水を抜くことですが、私の場合は20ccほどを抜いて腹水の成分を分析することが目的でした。麻酔もせずに注射器を3センチほど刺す訳ですから、かなりの痛みを覚悟していましたが、思ったほど痛くはなく、普通の注射よりちょっと痛いぐらいでした。

 分析の結果は腹水のアルブミン値が0.9で、前日の血液検査のアルブミン値3.0という数値に納得がいく結果となりました。簡単に説明するとそれまでの血液検査で、アルブミン値3.4とか3.2が3.0に下がったのは腹水が血液中に吸収された結果、腹水の低いアルブミン値により血液検査でアルブミン値が下がったという訳です。とにかく、腹水が血液中に吸収され、それが尿として排出してくれれば、いいのですが、強力な利尿剤にもかかわらず、あまり腹水が減っていないのが気がかりです。

 さて、今日は将棋の藤井三冠と豊島竜王の竜王戦4回戦があります。私自身、将棋は強くはないのですが、観戦するのは好きで、いつもタイトル戦には関心を持っていました。囲碁の方が腕前は上ですが、藤井聡太さんの登場によって将棋への関心が高まりました。

 趣味が多く、将棋、囲碁、麻雀、収集グセもあり、小学3年生頃から始めた切手収集、現在もたまにネットで買っており、日本切手、外国の切手、合わせて一万枚以上はあると思います。特に1950年代の日本の切手はシート単位で集めており、かなりお金もかけました。しかし、売れば二束三文でほとんど価値はないでしょうね。古銭も集めており、こちらはそれほど多くは持っていません。他の趣味としては絵画鑑賞です。仕事でヨーロッパにいた時にはルーブル美術館やオーランジェリー美術館には時々行っていました。特にルーブルのナポレオン戴冠式の迫力には圧倒されました。その反対側にあるドラクロワの民衆を導く自由の女神は色があせており、画集で観る方がよかったと思いました。あくまで私の感想ですので、あしからず。

 何しろ暇なので、取りとめもないことを書きましたが、ついでに日本の美術館で気に入ったところを書きますと、やはり上野の国立科学博物館、美術館とは言えないかもしれませんね。それと西洋美術館、東京都美術館もいいですね。東京では他にもたくさん見所がある美術館はありますが、地方では、レオナルド藤田作品が充実している秋田県立美術館?、大原美術館、島根の足立美術館あたりがいいですね。まだ行ったことがない美術館で最も行きたいのがスーパーリアリズム作品を収集展示している千葉のホキ美術館です。たぶん今の身体では行くのは無理でしょうね。

 現実に戻って今日の朝食です。


 外の景色です。空がブラマンクの絵のようです。


 もう一度食べたい天丼です。

 吉原大門近くにある土手の伊勢屋という天丼の名店です。上の天丼がそこのものだと思いますが、天丼の写真はたくさん撮っていますので、確証はありません。違っていたら、ごめんなさい。



 最後に将棋のことをもっと書こうと思っていたら、いつの間にか美術館のことを書いてしまいました。ごめんなさい🙏。

 なお、予定では来週半ばあたりには退院できそうです。