itomaのブログ

病気と戦って26年?、肝硬変と二度の肺癌からの生還

今日から仕事

 有給を含めて4日間自宅で寝てばかりいたが、1日からは休むわけにはいかない。他の人に任せることができないので、行きたくはないが、仕方がない。出来るだけ、自分の義務だけは果たして自宅に帰ろうと思っている。

 職場が比較的若い人が多いため、症状がなく感染している人がいたら、と思うと仕事に集中できるわけがない。

 明後日がけっこう仕事があり、すぐに帰るわけには行かないのが辛い。仕事ができないほどは体調が悪くはないので、休みを取るほどではないのが微妙なところだ。

 私と同じく持病を抱えている高齢者の方で仕事をしている場合は出かけざるを得ないため、常に感染リスクを負っているわけである。お互い気をつけましょう。職場などでは常にアルコール消毒を心がけたいものだ。

 私の場合、子供がまだ自立していないこと、仕事を辞めたらボケると言われたこともあって働いているが、これ以上全国的に感染が広がった場合は仕事を辞める方向で考えざるを得ないと思う。高齢者で仕事をし、かつ持病を持っている方はどうされているのか気になる。

 これらの写真は私が興味を持って調べている樋口一葉の足跡を追っていてたまたま訪れた地下鉄三ノ輪駅近くの浄閑寺の外観と内部の写真である。

 同寺は通称投げ込み寺と呼ばれ、吉原の遊女の遺体が投げ込まれたとされている。中には遊女を弔う像も建立され、今でも多くの人が訪れている。永井荷風も時々訪れており、彼がしたためた文も残されている。江戸時代の江戸は男性の比率が極めて高く、男の欲望を処理するために吉原のようなところが設置されたとされている。

 当初は日本橋近くにあったらしいが、明暦の大火で焼失し、将軍家のお膝元にああいったところがあるのはおかしいということで日本堤あたりに移設されたと言われている。移設前の投げ込み寺としては大相撲とも関係が深い回向院であったらしい。

 とにかく、一葉が一時期住んでいた吉原近くの竜泉あたりを散策しているとけっこう興味深いものがあるので、一葉記念館を訪れての散策はお勧めしたい。私も体調がよければ、行きたいのだが、しばらくは無理だろう。