itomaのブログ

病気と戦って26年?、肝硬変と二度の肺癌からの生還

一葉ゆかりの地を訪れて

昨日、まったく動かないのも身体に悪いと思い、久しぶりに一葉ゆかりの地を訪れた。まず、彼女が吉原の近くの龍泉を一年足らずで引きあげた後、数々の名作をものにした旧丸山福山町の家の近くと亡くなる直前まで住んでいたとされる碑がたっているところの二ヶ所を訪れた。前者は彼女も使っていたであろう井戸が残っているところ付近を散策した。その後、金に困った時に世話になったとされる質屋の伊勢屋を訪れた。この伊勢屋は当時の建物ではないが、その面影は残っていて、現在は日曜日などに開放されるのだが、残念ながら昨日は開いていなかった。跡見学園が購入しており、文化的なことなどでの利用を考えていると聞いた。


その後は終焉の地とされる碑のところに行ったが、普通の人だと伊勢屋から五分もかからないのだろうが、私にはとても遠く感じて、休みながら10分近くもかかってしまった。その後、一葉が通った歌塾である萩の舎跡を訪れようとしたのだが、たどり着くまでに思いのほか時間がかかってしまった。歩くとどうも20分ほどかかりそうなので、春日駅から後楽園駅まで地下鉄三田線に乗った。たった一駅だが、少しは歩かなくて済むだろうと考えたのが間違いであった。むしろ、春日駅から歩いた方が近かったのである。結局、かなりの時間をかけてようやく萩の舎跡にたどり着いた。家に帰って脚をみると案の定浮腫んでいたが、思ったほどではなかったので、ゆっくり歩くとまあまあの距離を歩くことができることが確認できてよかった。