残された人生をどう生きるか
病気を抱えた高齢者が残された人生の生き方を考えてもできることはかなり限られている。身体を使う運動などは論外だし、無理もできない。遠くに出かけることも何かあると困るので、それも無理である。自宅、もしくはその周辺でできる何かをするしかないが、それでもできることはたくさんある。特に、私が最近考え、実践していることは、これまでしたことがないことをしてみる、つまり未知のことに挑戦することである。
残された時間は健常者と違ってそんなに長くはないのだから、人生を楽しむことに徹することにした。それで考えたのが未知への挑戦である。私の場合、若い頃から憧れていた小説家への挑戦である。言うばかりでは挑戦にもならないので、少しずつ書き始めている。できれば、いずれ我が作品を発表し、世に問いたいと思っている。果たしてその時間があるかどうか。もう1つが若い頃は観ていた映画を観に行くことである。仕事が忙しかった時はほとんど観ていなかったが、最近は面白そうな映画が上映されていると出来るだけ観に行っている。
自分にとって目新しいことへの挑戦が生きがいになるということを実感している。死をじっとして待つということには私は耐えられそうもない。できれば、もう1つぐらい新しいことに挑戦したいと思っている。
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