itomaのブログ

病気と戦って26年?、肝硬変と二度の肺癌からの生還

樋口一葉に励まされる日々

二回の癌と肝硬変、この二つの病気を克服は無理だけど、なんとかなだめながら細く長くこれからも生きるつもりです。一時期は入退院を繰り返していましたから、段々気力がなくなり、精神的にもまいっていました。その時にたまたま知ったのが樋口一葉の生き様でした。

前にも述べましたように彼女は24歳という短い生涯でしたが、亡くなる前の約一年四ヶ月の間に代表作のほとんどすべてを書きあげたのです。おそらく、亡くなる数ヶ月前から病は彼女の身体を蝕んでいたと思いますが、それにも負けずにひたすら創作に打ち込んだわけですから、並大抵の精神力ではなかったと思います。ひょっとしたら、自分が長く生きられないことを感じ取っていたかもしれません。この生き様を知ってしまうと一体自分は何を落ち込んでいるのだと情けなくなりました。これからどれだけ生きられるかは分からないけど、全力で残りの命をまっとうしようと自分の心に言い聞かせました。それからは出来るだけ彼女の足跡を追うようになりました。彼女が生きていたら完全にストーカーですね。


これまでここにアップした写真はまさにその成果?です。といっても、仕事を辞めたり、サボったりはしていませんよ。しっかりと仕事はやったうえで、追っかけをしています。次の写真も一様関係のものです。

なお、蕎麦屋の写真は一葉が通っていた店ですが、当時の場所でも建物でもありませんが、現在もえいぎょうしています。