itomaのブログ

病気と戦って26年?、肝硬変と二度の肺癌からの生還

もうすぐ肺癌治療の経過観察診療

同じ肺癌に二回もなるとはある意味珍しい経験をしたものだ。一回めは肝臓が悪いため、当時としてはまだ珍しかった胸腔鏡手術により、一命をとりとめた。二回めは今から五年ほど前で、以前より肝臓も悪くなり、腫瘍も少し大きかったので、最後の治療方法である放射線治療にゆだねるしかなかった。副作用が様々あり、事前に注意されていたとはいえ、肺炎や咳が止まらなくなるなど、大変なめにあった。

それでも、命をなくすよりはマシなので、我慢するしかなかった。二回とも肺腺癌で、両方の癌にまったく関連性がないという極めて珍しいケースだった。ひょっとしたら、医者の世界ではそんなに珍しいことでもなかったのかもしれない。そんなことはともかく、今まで生きているのだから、近代医学さまさまだ。主治医が転勤で今度ははじめての医者に診てもらうことになる。

特に問題がなければ良いのだが、こればっかりは分からない。なんとなく運があるかどうかだ。これまで悪運が強かったので、今度も何も問題ないような気がする。何回も死の宣告めいたものを受けると段々と麻痺してくるから恐ろしい。最初の死の宣告からはや十数年が経過しているので、今さら何を言われても驚くことはないのだが、家族のためにはもう少し生きていたいが、どうなることやら。